ご来場ありがとうございました！

　ケッケコーポレーション朗読劇『声』、おかげさまをもちまして無事終了致しました。

　観にいらしてくださったお客様、誠にありがとうございました。

　また、ありがたいことに満員御礼で公演を行うことができましたが、客席の皆様には窮屈な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。(特に昼の回)

　さて、皆様の心に嘉助の焼き印は押されましたか？じゅ～。

　オムニバス形式で３作品３様の舞台が展開されましたがいかがでしたでしょうか？僕個人にとっては役者としてはもちろんのこと、今回は特に演出的な視点でも勉強させていただきました。

　さぁ、そして！朗読劇が終わったのもつかの間、すぐに次回公演の稽古が始まります。7月24日～27日に上演する「ちょんまげワルツプロデュース・The Long and Winding Wedding」

　今度のは江戸人情のしっとり話とは打って変わり、明るく楽しい現代コメディーになる予定です♪

　作・演出として、まずは楽しい稽古場作りを心掛けて参りたいと思います(^_^)

はじまりまっせぇ！！

　ケッケコーポレーション朗読会「声」、本日いよいよ幕が開きます！本日のみですが。

　そして奇しくも本日、ＦＯＸチャンネルでは「ドクターハウス」の第３シーズンもスタートです！第３シーズンの第一話は最初のシーンからびっくりですよ。なんとあのハウス先生が…！！


　本日はケッケ朗読公演に出掛け、帰ってからはハウスを観る！そんな日曜日にしてみてはいかがですか？

　皆様のお越しをお待ち申し上げておりますm(__)m

父が牛！！

　あのー…ご家族水入らずで焼肉をお楽しみのところ失礼しますが…。

　お父さん、「牛」でいらっしゃいますけれども…。

　これはどうなんでしょうか？

　いやね、このご家族の囲む食卓に焼肉というのは倫理的な面から見ていかがなものかと…。

　お父さん……、ミノタウロスさん？ミノさん？ひょっとしてお名前は美濃太郎さんとか？

　ビールをお召し上がりになってらっしゃるのはやっぱりアレですか？綺麗な霜降り肉になるためとかで…？

　そうですか、ご家族のお立場としては、どうなんでしょうか？そのへんのアレは…？

　お坊ちゃんは、いかがですか？将来はやはりお父さんのような立派な牛になりたいと？

　はぁ、そうですか。どうも、一家団欒のお席にお邪魔しました。失礼します。


　とまぁ、ついついちょっと口を挟んでしまいたくなる光景です。



　さて、全く関係ありませんがオンエア告知。(関東圏)

　今夜0:55～フジテレビで放送のアニメ『図書館戦争』第6話にちょこっと出演しています。

　深夜族の方は見てみてください♪

朗読劇の告知でござーいm(_ _)m

私めの所属する事務所が主催する朗読劇の公演が目前に迫っております。

『ケッケコーポレーション朗読劇～声～』

2008年5月18日(日)15時～／18時～[計２回公演]

荻窪・ＯＭＥＧＡ ＴＯＫＹＯにて

宮部みゆきさんの時代物短編の中から３作品をオムニバス形式にて上演致します。今や「エド」と言ったら「はるみ」という世間でござんすが、同じ「エド」でもこちらは「江戸人情」の深イイ話。皆さん是非とも聴いてやっておくんなせぇ。

私は一本目の作品で「焼印職人の嘉介」という役を演ります。ジュ～。


詳しくは
http://www.kekke.co.jp/にアクセス！

チケットのお申し込みは
03-3460-5443
お申し込みの際に「勝沼のblogで見た」と言って頂くと…特にこれといった特典はございませんが、私としては非常にありがたく思います。


みなさんお誘い合わせの上、是非お越しください！！

サイトウさん( 仮名)

　自宅の近くにある牛丼屋。

　サイトウさん(仮名)はそこに働きに来ている。

　僕の母とほぼ同世代に見えるその御婦人はおそらくパートタイム勤務なのだろう。

　サイトウさん(仮名)は研修中である。

　ひと月ほど前からお見かけしているのだが未だ研修中と書かれた名札をつけている。

　牛丼屋の研修期間というものが通常どれくらいなのか僕は知らないが、とりあえずサイトウさん(仮名)にはその「研修中」という名札がしっくりきている。

　そう、サイトウさん(仮名)はお世辞にもテキパキしているとは言い難い。ひと月前も、今も。

　当然、牛丼屋のようなファストフード店では機敏な動きが要求される。

　しかしサイトウさん(仮名)はいつまでたっても仕事慣れした感が現れず、今日ももたもたしている。しかしご本人が一生懸命なのは表情を見ていれば分かる。極めて真剣だ。

　でもどうしてももたつくので周りの若いバイトの子や他のパートのおばちゃん達にしょっちゅう注意を受ける。それも若干トゲのある口調で。サイトウさん(仮名)はそのたびに謝りながら仕事をしている。

　周りで働く人達の気持ちも分かる。一緒に働いている者の立場からすればそんなサイトウさん(仮名)にイラッともくるだろう。

　しかしサイトウさん(仮名)は一生懸命だ。


　僕はいつも牛丼を食べながら心の中で「がんばれサイトウさん(仮名)！」とエールを送っている。

　そして帰り際には出来る限りの笑顔をサイトウさん(仮名)に向けて「ごちそうさまでした！」と声をかける。

　しかしサイトウさん(仮名)には店を出る客の顔を見る余裕など無い。やはりあわあわと仕事を続けながら決まり台詞としての「ありがとうございました」を言う。

　必死に働くサイトウさん(仮名)に対して僕ができることは何もない。ただ笑顔で「ごちそうさま」を言う以外には。

　サイトウさん(仮名)は今日も周りに叱られながら一生懸命働いている。



　どうか頑張ってください、サイトウさん(仮名)。