今は…もう秋！？

　今朝のこの涼しさってばいったいなにごと！？トワエモア！

　朝目が覚めたら腕に鳥肌チキンスキン！

　さむっ！！

　ついこの間まで暑さで目が覚めてたってーのに。

　急に秋になっちゃったねぇ。(´～`；)末日とはいえ一応八月なのに…。

　みなさん、この夏やり残したことはありませんか？

　僕は…









　あっ！花火行ってないっ！！

ぼんやり見えてきそうな予感…

　今日も今日とて家に着いたら午前様。

　笠智衆ですよ。それは御前様。

　時々リュウチシューだかリュウシチューだかわからなくなりますよね、ハウスのチシュー。

　そんなことはどうでもいいんです。

　何がぼんやり見えてきたかってぇとつまり…。



　…何だっけ？



　そうそう、ここのところインプロの勉強をしてるってこのblogにも続けざまに書いてるじゃないですか。

　んで、そのインプロを通じてなんとなくぼんやりとだけど見えてきそうな気がしてきたんです。

　僕が「みそかつのたくらみ」でやりたいこと。

　いや別にみそかつをインプロチームにしようなんて短絡的な考えじゃないんですよ。まぁそんな試みがあってもそれはそれで面白いんですけど。

　インプロを行う中で必要不可欠なコミュニケーションの取り方。そこにヒントが隠れていたんです。それは役者同士に関しても言えますし、芝居を観に来てくださったりＣＤを聴いてくださったりするファンの方達とのつながりにおいても言えることのような気がしてきたんです。


　んー…これ以上はうまく言葉にできない。


　でも、このタイミングで僕がインプロと出逢ったことになんだか意味があるような気がする。


　ま、ま、とりあえずは9月8日の本番を終えてからじっくり考えよう。

テンション

　昼間のゲームの収録でやった役がすっごくテンション高いキャラクターだったので夜の稽古もそのまま勢いづいてハイテンション！

　それが効いたのか、稽古でもなんだかいい手応えを感じたぜぃ！

　ってこの記事の文章すらもハイテンション！？



　…役者って単純な生き物なのかしらん？(￣～￣；)

身をもって知る

　約二ヶ月ぶりの即興集団ＴＩＬＴさんのライブを観に行ってきました。

　実は今、このＴＩＬＴさんが行っているワークショップに参加させて頂いているのですが、その上で観た先輩方のライブはひと味もふた味も違うものでした。 

　以前にも記事に書きましたが、インプロとは即興で行う演劇。お客様からその場で頂いたお題を素に打ち合わせもなにもなく演じながらストーリーを紡ぎだしていく、まさに筋書きのないドラマ。別名シアタースポーツとも言われる所以はそこらへんにもあるようです。

　それにしても「見るとやるとじゃ大違い」とはこのこと。

　それほど甘く見ていたつもりはなかったのですが、まだワークショップを体験せずに観たライブの時は正直なところインプロというものがもう少し簡単そうに見えていたと思います。

　さて、そんなインプロ(即興演劇)という新境地で七転八倒している僕を見てみたいという方は9月8日(土)に下北沢に来て下さいませ。出演します。新人です。

　「ＴＩＬＴ秋祭り」下北沢ファインホールにて18:00スタート！

　客席数に限りがあります(それほど大きな劇場ではありません)ので、お越し頂ける方は必ず事前のご予約をお願いします。

　詳しくはＴＩＬＴホームページ(以下)まで。

http://www.impro-tilt.com

　さて、今夜も稽古だ！

僕の夏休み。

　そういえば世間ではもう夏休み最終週なんですね。

　ぼちぼち溜め込んでいた宿題を前に焦り始める頃でしょうか？


　この時期になると忘れられない苦い思い出があります。

　夏休みの工作の宿題で僕と友達のＫ君は木製の折りたたみ椅子をそれぞれ一脚ずつ作ろうといって我が家の庭先で仲良く一緒に作業していました。ろくに設計図も描かずにいきあたりばったりで材木を切り、適当に釘を打つ二人。

　8月31日のよく晴れた暑い日でした。

　そして日が西の山に沈みかけた頃、Ｋ君がひと足早く椅子を完成させ、その時は二人で歓喜の声をあげました。

　「さっそく座ってみようぜ！」僕は興奮状態のままＫ君の作品であるそれに腰をかけました。その瞬間。

　バキィッ！！

　そう、作り始めたときからすでに二人の頭の中には「強度」という２文字は存在していませんでした。世が世なら強度偽装問題でかつらを被って記者会見です。

　一瞬、時が止まりました。

　後悔先に立たずとはこのこと。二人とも顔面蒼白になりました。

　しかしその後、心優しいＫ君は決して僕を責めたりはしませんでした。僕はＫ君に謝り続け、完成間近だった自分の作品を彼に譲りました。当然こちらも強度に問題大アリのものだったのですが。

　もちろんたとえ一緒に作業したとはいっても自分が作ったわけでもない作品を自分の作品として持たされるはめになったＫ君も複雑な心情でしょうが、その時の僕なりに考えた精一杯の償いはそうすることしかなかったのです。

　さぁ、残る問題は僕の宿題。提出日は明日です。

　その夜、事態を知った母が近くの材木屋から材料をかき集めて来て新しい作品作りを手伝ってくれました。

　いえ、嘘です。正確にはほとんどを母が作ってくれました。もちろん僕も助手として手伝いましたが。

　玄関で夜中までトンテンカントンテンカンと作業を続け、ついに完成しました。

　さすがに大人が作っただけあって見た目も立派で頑丈な椅子ができました。まして母はジャンルは違えど造形美術のプロですから。ただし折りたたみ機能という贅沢は言っていられませんでした。

　完成した作品を前にして、喜んでよいものかどうか複雑ではありましたが、親というものはすごいなと思ったものです。

　そして翌日、僕とＫ君はそれぞれ「折りたためない頑丈な椅子」と「折りたためるけど座れない椅子」を持って学校に行きました。

　ただ、共通点としてはふたつとも「大部分が自分で作ったものではない」ということです。

　ほとんどを僕の手によって製作された見るからに軟弱な椅子を持ったＫ君を見た時、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。



　この時期になると思い出す、苦い、夏休みの思い出の一席でした。