棚からバター

　どうして棚の上にバターがあったのかというとおそらく棚の上でトラたちがぐるぐる回ったからでしょう。そうだよね？おしゃれなサム。

　そんなわけでタナバタですね。

　さて、天の川伝説の中では天の川をはさんで、こと座のベガを織り姫、わし座のアルタイルを彦星としていますが、彦星は位置的に言うと若干川の中に入っちゃってますね。彦星は別名牽牛(牛飼い)星だから牛に水を飲ませている、と解釈すれば良いのでしょうか？

　実際のベガとアルタイルの距離は約15光年。光の速さで15年かかります。一年に一回会おうとしたら光の15倍の速さで移動しなければなりませんね。え？お互い歩み寄れば7.5光年ずつじゃないかって？いやいや復路を計算に入れたら15光年ずつになってしまうじゃないか。…てなことしてたら一年中常に移動中ということになって機を織る仕事も牛を飼う仕事もしてないってことに？いや、移動中に仕事してるのか？てことは牛飼いは遊牧？いやいや同じルートを季節毎に移動するのだから移牧？つーことはこの牛も光の15倍の速さで移動？もはや牛歩とは呼べない。ていうか牛は何のために飼っているんだ？乳牛？肉牛？癒しのパートナー？いやそもそも移動速度が光の15倍というのも仮定に過ぎない。一年に一度、7月7日の夜にだけ会いに出かけるとしたら？光速の15倍のさらに365倍のさらに…



　宇宙にはまだまだはかりしれない謎がいっぱいだ。

　なんてことを考えているうちにスタジオに着きました。

　皆様、ロマンティックな七夕をお過ごしくださいませ☆