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日々思いついたことや気づいたこと、活動告知や面白ネタなどをざっくばらんに、かつ、ごく個人的な視点でつらつらと書きつらねてまいります。
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 久しぶりに部屋の隅に置いてあるギターを手にとって弾いてみました。本当にしばらく弾いてなかったので音が格段に悪くなっていました。見た目では別段弦が錆びついているというわけではないのですが、響きが全く衰えています。なんだかギターに申し訳ないなぁと思いました。

 人間も同じですね。身体だって運動不足だとたまに運動したときに辛いですし、心だってしばらく動かさないと感受性が鈍くなります。ギターは弦を張り替えることで音を蘇らせることができますが、自分自身の心を張り替えるなんてこと、なかなかできません。

 常に流れる新鮮な水の如しでありたい、そう考えていたらふとある詩を思い出しました。

 詩人・茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩です。

 『自分の感受性くらい』

 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを
 近親のせいにはするな
 なにもかも下手だったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮しのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ


 たしかこれは中学生くらいの時に初めて出会った詩なのですが、その時にはたいして感じることがなかったのに、今読むとなんだか後頭部をガツンとやられたようなショックを受けます。作者の茨木さんは、これは自分自身に向けて語った言葉だと仰っていたそうですが、それだからこそ僕の心にも響いてくるのだと思います。

 学生の頃、国語の授業の中で「詩」の時間というのはなんとも退屈でつまらないものでした。たったこれだけの文字の羅列になんでそんなに時間をかけるの?と。だから僕は詩の時間はいつも古典資料集や社会科資料集を見るか先生の似顔絵を描いていました。

 でも今はつまんないと思ってもとりあえず触れておく、知っておくってだけでいいような気がします。つまんないと思ったらそれはきっとたまたまタイミングが違っただけのことで、何年か後に大きな意味を持つかもしれないのですから。だからもし僕が小中学校の国語の先生だったら解釈の時間をあまりとらないでとりあえず暗誦できるようにするって方法をとるかもしれませんね。


 どんなに時間が経っても古くならないものってすごいな。

 それにひきかえ、うちの冷蔵庫に入ってるうずらの卵は、ありゃもうダメだな。

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後頭部を殴られた跡にこのうずら卵のギャグが!!
暴力(?)、脱力、爆笑、みたいな。。。。
こうゆうの上手くできた起承転結って。。。。。。違うか。。。
お店番 2007年09月27日「Thu」10:48:53 編集
>お店番さん
いやぁ、いつになく真面目に語ってしまったのでなんとなく照れ隠しにオチつけてみました(^▽^;)
かつにい URL 2007年09月27日「Thu」14:21:28 編集
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声優、俳優、MC、インプロ、パントマイム、オーディオコントから舞台の脚本、演出まで。興味のあることにはどんどん挑戦しちゃう主義です!
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