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自宅近くのラーメン屋でつけ麺をズルズルっとしていた時、店内に茶髪の若い女性が入ってきて店員にこう聞いた。
茶髪「すみません。ここ車椅子入れますか?」
店員A「エ?」
茶髪「車椅子入れますか?」
店員A「エ?」
正直言ってこの茶髪少女の発音はあまり明瞭なものではなかったので、僕も二回目くらいでようやく理解した。しかし店員Aはまだ理解していない様子。何事かと店員Bもやってきた。
茶髪「車椅子入れますか?」
店員B「エ?ナンテスカ?」
店員A「クルマイ・・・?」
理解できていないのは単に聞き取れなかっただけではなかった。そう、このお店はホール担当が全員外国人。店員は二人とも『車椅子』という単語が分からないのだ。
しかし茶髪少女は何度も「車椅子入れますか?」の一点張り。
外国人店員二人はちんぷんかんぷん。
うーん、ここはカウンターで一人にんにくたっぷりつけ麺を食べている一介のお客が助け舟を出すべきなのか?ここでどう入っていったら余計な混乱を招かずに解決させられるんだ?などと考えていると茶髪少女は業を煮やしたのか「ああ、もういいや」と言って店の外へ出た。
残された外国人店員2人は「?」とただただ顔を見合わせるばかり。
間もなく車椅子に乗ったお父さんとそれを押すお母さんが現れた。そして先ほどの茶髪少女。どうやら3人は家族のようだ。茶髪少女も百聞は一見に如かずと考えたのだろう。
それを見た店員の一人がようやく得心した様子で「ああー、○△□(←おそらく母国語で言うところの『車椅子』)」とつぶやいた。
まあ、結果的に車椅子でも店の構造上問題なく入れたんですけれども。
ここで今回の出来事を検証。つけ麺食べながら。
言葉が通じないと予め分かっていたら、茶髪少女ももう少しアプローチの仕方があったんだろうけど、この場合はしょうがないなぁ。
でもこのお店は近くに大きめの病院もあるんだから十分想定でき得る事態だよな。
あの店員二人は『クルマイス』という単語を覚えただろうか?
つまりは病院の近くの店は言葉のバリアフリーも心がけなければいけないということなんだなあ・・・と店長でもないのに、にんにくたっぷりつけ麺の客は勝手に一つ学んだ気になっていた。
そしてもう一つ学んだこと。この店はつけ麺よりみそラーメンの方が美味いな・・・。
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