マナー違反は、よせ。

　今日は午前中だけで仕事が終わっちゃったので、午後は寄席に行ってきました。

　いつもは池袋演芸場ばっかりなもんで、今回は初の新宿末広亭。

　平日お昼の部だけあって最初はお客もまばらだったけれど、進行するにつれて徐々に席が埋まってきました。そりゃあもう、空席以外は満席状態…なんて咄家さんがよく言ったりなんかしますが、そんなことよりもことよりも！僕の右隣がひとつ空いてましてそのまた右隣に座ったおっさんがうるさいのなんのって！ヽ(｀Д´)ノ

　すでに上演中ですよ。

　まず席につくなり手持ちのビニール袋をガサガサガサガサ。そしておにぎりを出して食べ始めるんですがまぁその音の大きいこと汚いこと。くっちゃくっちゃとよくもまぁそんなに大きな音をたてられるもんだってな水分たっぷりの音たてながらおにぎりを平らげたかと思うとしばらくしたら前の背もたれに両足をかけて大いびきをガーガーかきながら寝ちゃってやんの。周りのお客も眉を潜めながら振り向いたりして落ち着かない。ようやく起きたかと思ったら大声でハクションハクション！とやり、ティッシュを出してはズビズバーッと思いっきり洟をかむ。そうかと思うと意味もなく口をくっちゃくっちゃと鳴らしてる。

　もう、うるさい！汚い！

　咄家さんも舞台の上から何か言ってやればいいのに！

　これは聞いた話なんですが、とある寄席で、上演中に客席でケータイを鳴らしちゃったお客さんがいたそうで、そん時に高座に上がってた咄家さんが「風情があるねぇ、どっかで鈴虫が鳴いてらぁ」なんて粋に対処して客席の喝采を浴びたってなことがあったそうです。しかし今日みたいな場合はどうしたもんですかねぇ(´Д｀)


　さてさて、「うるさい」といえば話は全く変わりますが、ただいまＢＳ日テレにて毎週土曜日23時～放送中の『ブルース・リー伝説』。明日放送の回でいよいよ僕が吹き替えを担当してる「ジェシー」が登場します。

　こいつもまぁ言ってみれば「うるさい」系。でも愛嬌があってなかなかいい奴なんですよ。今日の寄席にいたおっさんとは大違いなんでぃべらぼうめ！

　というわけでなにげなく番宣も入れてみました。


　とにかくね、いくら自由な気風の寄席とはいえ、最低限のマナーは守らないとね。

こ…これぞ幻の…

　副作用として、動悸、不眠、食欲不振、無意識下での溜め息、頭がボーッとする、相性占いがやたら気になる、などの諸症状を引き起こす可能性があります。

　使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。

しょーとーさい。

　松涛アクターズギムナジウム初の学園祭、「松涛祭」が無事終了しました。

　初めてのことだけに実際に進行を担当するラジオ委員会メンバーをはじめとした生徒たちも試行錯誤の連続でしたが、最後の打ち上げでは生徒も講師も事務局スタッフも皆さん素敵な笑顔になりました。

　僕自身も「講師朗読会」の中で1時間以上に渡る長い長いお話の9割方を一人で語るという貴重な体験をさせて頂きました。しかも満員御礼で。


　出し物の中のダンスコンテストで賞をもらったある学生が言っていました。「ただ好きなことを楽しんでやっただけなのにこんな賞まで頂けるなんて…ありがとうございます！」

　でも、そういうものなんだよなぁってそのとき思いました。我々の仕事だって結局はそういうこと。演じる側がその状況を楽しめなければ結果的に良いものもできない。楽しみながらもその作品を少しでも良いものにしようとした結果に対価が支払われる。今回の学園祭は、彼らにとってそれを知るには、また我々講師陣にとってもそれを改めて実感するには、とても良い機会になったと思います。

　こういうモチベーションの高まりというのは生徒たちにとっても良い効果を生み出すにちがいありません。

　皆さん、本当にお疲れ様でした。

　そして、僕の出演した朗読劇を聴きにきて下さった皆さん、本当にありがとうございました。

なにげに明日、本番です。

　講師として通っている松涛アクターズギムナジウムの学園祭「松涛祭」が、明日から二日間に渡り行われます。

　ラジオ企画やらバザーやらダンスコンテストやらアフレコ体験コーナーやらクイズ大会やらミスコンやら色々盛りだくさん。

　学園祭なのでもちろん一般の方にもご参加いただけます。

　で、その出し物のひとつとして「講師朗読会」なるものも催されます。その主役をこの度務めさせて頂くことになってまして…。

　松涛祭は明日～明後日と10時～20:30まで終日色々なイベントがひっきりなしに行われています。講師朗読会は明日10/31の19時30分～予定されています。

　ご興味おありの方は是非お越しくださいませ♪

ねこまっしぐら

　『ぼく チロ！』が始まったとたん、玉三郎様はテレビに駆け寄りその後５分間、番組終了まで画面に釘付けでございました(笑)