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9月28日(金)19時~
西荻窪のライヴハウス『奇聞屋』にて
インプロ集団TILTによるライヴが行われます。
わたくし、今回この「奇聞屋ライヴ」には初出演!
今回のライヴはノーチャージです。居酒屋風ライヴハウスなので気軽に飲んだり食べたりしながらご覧頂けます。
詳しくはこちらをご覧下さい↓
http://www.impro-tilt.com/jikai_tilt.html
ぜひぜひ皆様お誘い合わせの上遊びにいらしてくださ~い☆
さて、インプロというジャンルについては以前にもこのブログ内で紹介していますが、簡単に言うと、お客様からその場でお題を頂いて台本なし・打ち合わせなしで即興で創り出していく演劇のことです。観客と役者がまさに一体となって空間を作り出していくスリリングなひと時をお楽しみ頂けるはずです。
あまり大きな空間ではないので、必ずご予約が必要となります。ご希望の方は上記URLからアクセスしてご予約下さい。
ギリギリの告知になってしまってすみませんm(_ _)m
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
人間も同じですね。身体だって運動不足だとたまに運動したときに辛いですし、心だってしばらく動かさないと感受性が鈍くなります。ギターは弦を張り替えることで音を蘇らせることができますが、自分自身の心を張り替えるなんてこと、なかなかできません。
常に流れる新鮮な水の如しでありたい、そう考えていたらふとある詩を思い出しました。
詩人・茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩です。
『自分の感受性くらい』
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
たしかこれは中学生くらいの時に初めて出会った詩なのですが、その時にはたいして感じることがなかったのに、今読むとなんだか後頭部をガツンとやられたようなショックを受けます。作者の茨木さんは、これは自分自身に向けて語った言葉だと仰っていたそうですが、それだからこそ僕の心にも響いてくるのだと思います。
学生の頃、国語の授業の中で「詩」の時間というのはなんとも退屈でつまらないものでした。たったこれだけの文字の羅列になんでそんなに時間をかけるの?と。だから僕は詩の時間はいつも古典資料集や社会科資料集を見るか先生の似顔絵を描いていました。
でも今はつまんないと思ってもとりあえず触れておく、知っておくってだけでいいような気がします。つまんないと思ったらそれはきっとたまたまタイミングが違っただけのことで、何年か後に大きな意味を持つかもしれないのですから。だからもし僕が小中学校の国語の先生だったら解釈の時間をあまりとらないでとりあえず暗誦できるようにするって方法をとるかもしれませんね。
どんなに時間が経っても古くならないものってすごいな。
それにひきかえ、うちの冷蔵庫に入ってるうずらの卵は、ありゃもうダメだな。
自転車で谷根千エリアぶらり旅。
谷根千エリアというのは谷中・根津・千駄木という東京の下町情緒たっぷりのエリアの総称です。
さて、谷中といえば猫の町。見渡せばあっちにもこっちにもにゃんこがくつろいでいらっしゃいます。
ほらさっそく。すっかり安心しきってます。
彼らにとってここは楽園です。なんたって谷中に住む人たちも谷中を訪れる人たちもみんな猫に優しい人たちばかりですから。
道路の真ん真ん中で毛づくろいするのだって全然平気。
こっちに向いた肉球がカワイイ
きっと彼ら猫族もこのあたりを自分たちの町と認識していて、そこに人間を住まわせてやっている、くらいに思っているのでしょう。谷中は猫と人間が見事に共存する町です。だからでしょうか、なんとなく時間の流れがゆっくりに感じられるのは。
というわけで。とにかくまあ、こんな調子で猫ちゃんの写真を撮りまくってたんです。
こっちの子なんかは毛づくろいにいそしんでいる最中にカメラを向けたもんだから・・・
舌を「べっ」って出したまんま。「何撮っとんねん」って感じです
しかしこっちの子はお行儀良い姿勢で「何か御用かな?」とカメラの方を向いてくれました。
しかしこれといって何でもないと判断したらしく・・・
「なんもないなら帰るわぁ、ほなさいなら~」
さて、こうして僕も谷中を後にして再び自転車にまたがり根津方面へ。
根津は僕にとって思い出のたくさん詰まった町です。
なんたって僕の生まれて初めての吉野家牛丼デビューがこの根津の駅前の吉野家!何もわからず特盛りを注文して「結構なボリュームだなぁ」と思っていました。実はここは大学受験のために宿泊した旅館があった場所なんです。その頃僕は日芸の演劇学科と映画学科(それぞれ一次試験と二次試験が別日にありました)の両方を受験するために2週間も東京に滞在していたので、受験生が泊まる相部屋の部屋主のようになっていました。ところがこの根津という場所、東大のすぐ裏手にあたるので相部屋に来る受験生はほとんどが東大受験生。頭のいい連中にはちょっと変わった奴も多かったので試験の合間は楽しい時間が過ごせました。
そうそう、その頃は根津神社にも猫ちゃんがたくさんいましたよ。受験の合間には猫に癒されていました。
思い出にひたりながらの夕暮れ時、「やっぱ下町はいいっすなぁ」なんてしみじみ。
え?千駄木?・・・あ、千駄木行ってない。今回のぶらり旅は「谷根エリア」でしたね
また暇なとき猫たちに会いに来よう
上野にある国立科学博物館にて開催中の『インカ・マヤ・アステカ展』にふらりと行ってきました。
実はこれまでこの三つの文明がそれぞれいつ頃の時代に栄えたものなのか詳しく知りませんでしたが、アステカ文明とかインカ文明ってのは結構新しい方なんですね(@_@)日本は室町時代で銀閣寺とか建ててワビとかサビとか言ってた頃にアステカでは人間の心臓をえぐり出して神に捧げる生贄の儀式が行われていたっちゅーことです。インカ帝国で死者をミイラにして、ミイラ化した後も重要な儀式などには着替えさせて参列させたりしていた頃、日本では各地に戦国武将が君臨し始めていたっちゅーことです。
そういえばインカのコーナーには犬のミイラもありました。たくさんの食べ物と一緒に埋葬されていたという解説を読んでちょっとじんときました(;_;)
それにしてもマヤの王様は楽じゃない。自分の身を傷つけてその血を神に捧げて政治的判断をしていた…って大変だなぁ、王様なのに。常に貧血気味だったんじゃないかなぁ、マヤの王様。
さて、この『インカ・マヤ・アステカ展』は東京では明日まで。この後は神戸、岡山、福岡と巡回するそうです。ボリュームたっぷりでなかなか見応えのある知的好奇心の宝庫。ご興味ある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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公式のプロフィールはリンクコーナーにある「ケッケコーポレーション公式HP」内の所属タレント「勝沼紀義」のページにてご覧頂けます。