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皆様ご存知(?)、みそかつのたくらみのコントCD新タイトル『みそかつのたくのみ』の音声収録が、昨日、都内某所にて行われました。
前回をはるかに上回る収録作品数で、はたして一日で録り切れるかという不安の中、なんとか気合とノリと部屋とYシャツと私で録りきりました。まさしく嵐の収録現場でしたよ。「笑い」という嵐の、な。フッ( ̄ー ̄)y-
そして録り終わった後は例によって酒と涙と男と女と時々オトンなわけでして。
この楽しい雰囲気がCDを聴いてくださる皆様にもうまく伝わればいいなと願いながら、これから編集作業です。
いやー、それにしてもただでさえ作品数と総時間数が多いのに、さらにあれもやろうこれもやろうと盛り上がりながら、しかもアドリブ満載で録ったおかげで、とにかくボリューム満点な内容になってしまいました。こりゃあ編集にも相応の時間がかかるでしょうし、ぶっちゃけへたをするとCDに収録し切れないかもしれないという心配事まで発生してきました。
でも大丈夫です。万が一CDに入りきらなかったとしても、何らかの形で皆様に聴いて頂けるようにします。ええしますとも、きっと。
新作CDのリリースは今年の秋頃を予定。目処がたったら、みそかつのたくらみホームページ(この記事の最後にURL記載)にてまた告知させて頂きます。
ところで毎度の事ながら制作兼脚本兼演出兼出演(←中国語?)というのは骨が折れます。
スタジオでも録音ブース内とディレクターズスペースを行ったり来たりの連続で、休む間もなくアドレナリン分泌量も常にハンパ無い状態でした。辛いのは自分の演った演技を冷静に振り返る余裕がないこと。でも逆に考える暇がなかったことで、考えすぎの演技にならずに済んだとすれば良かったのかもと言えるのですが・・・。
ま、あれだけ笑いの絶えない収録現場だったんだから大丈夫、かな。
いい作品になるような予感がします。たぶん、きっと、素敵におバカな作品集になると思います。
みそかつのたくらみファンの皆さん、是非楽しみにしていてください(^ー^)
それと、「みそかつのたくらみホームページ」にも是非是非遊びに来てください。メンバー一同、皆様からの御声援が何よりの活力になりますし、僕個人としてもみそかつファンの方たちとのなるべく垣根の無い交流を望んでいます(^ー^)実際、今回の新作の中にも一部、旧作ファンの方々からの貴重なご意見を参考にさせて頂いて取り入れた部分があります。聴いてくださる皆さんと一緒に創りだしていく声優ユニットでありたい。わたしたちは「みそかつのたくらみ」です。←なーんつって企業広告のキャッチコピーみたい(笑)
・・・ってなわけで
みそかつのたくらみ公式ホームページ
http://misokatunotakurami.web.fc2.com/
以前にやった通販番組のナレーションに追加分が発生しましてね、時間にして20秒分くらいの。原稿は紙一枚だけで当日渡しってことなのでスタジオに向かいました。
現場で原稿を頂いて一度目を通して、ナレーションブースに入ってテスト一回、本番一回。一発OK頂けたので、ナレーションブース滞在時間はわずか1分ほど。
ブースを出てから「ほんとにこれで帰っちゃっていいんでしょうか?(゜゜;)」って聞いちゃった。
その後ディレクターさんと少し雑談してからスタジオを出たのですが、スタジオ出口で時計を見たら14:05。14時からのお仕事だったのに。
ま、そんな日もある( ̄▽ ̄)
でもそんな日ばかりじゃないよっ!(゜Д゜)/
先日のこと。家を出て、電車に乗るべく最寄り駅に向かうと、すでにホームに止まっている電車が見えた。「あー、一足遅かったか」と一瞬思ったが、どうやら電車は一向に動き出す気配がなさそう。
はてな、と思いながらも改札を通ろうとしたら、改札周りに人がごった返していて、自動改札も機能していない状態。パスモを読み取るやる気なし。
構内アナウンスをよくよく聞いてみたら30分以上も前に起きた人身事故で電車がずっと止まっているとのこと。いまだ復旧の見込み立たずなんだそうな。
事故そのものだってそりゃあ気の毒だが、こっちも困ったことになった。
なんせこの路線以外に目的地に向かう方法がない。タクシーなんぞ使ったらえらく金額がかさんでしまう。そんな不便なところに住んでいるのさまいったか。
「方法がない」といったが実際はある。バスだ。しかしバス停まではかなりの距離がある。長く連なる商店街の先だ。
商店街を抜けるとそこはバス停であった。ってな感じでようやくバス停につくと、常連客+自分同様の交通難民で長蛇の列。
時刻表を見るとなんとまあ時間当たりの本数の少ないこと。一時間に2~3本って、東京23区内でこの本数って有り得るんかい?
しかしまあ運のいいことに程なくやってきましたよ、猫バスじゃなくて普通のワンマンバスが。ニャー。
自分を含んだ長蛇の列が入り口から吸い込まれていくと、当然のごとく車内はぎゅうぎゅう。もとい「ゅ」の入る隙間もないくらい。ぎうぎう。ギウギウ。
我々が乗ったことですでに満員状態の車内。一つ先のバス停ではなんとか数人乗せられたものの、すでに限界。バスも重そうに動いてる。その先のバス停からは待っていた人たちに向かって運転手さんがマイクで「すみません。次のバスをお待ちください」とアナウンス。次のバスったってそもそもこの本数じゃ相当待つぜオイ。
そうは言っても乗せられない。乗せられないもの仕方ない。
そして事件はそこからさらに3つくらい先のバス停で起きた。
「次のバスをお待ちください」コールに納得できないおばさんがバスの前に立ちふさがったらしいのだ。満員状態なのでその姿を見ることはできないのだが、前の方にいた人たちの話から察するにどうやらそのようだ。
もちろん止めたところで乗れるわけじゃない。もうほんとに猫の子一匹乗せられない状態なんだから。
やがて立ちふさがったぬりかべおばさんは運転席側に回り込む。右ハンドルなのでつまり車道のど真ん中だ。運転席の窓をバンバン叩き出した。運転手が窓を開けるとなにやらワアワア喚いている。最初は困惑気味に「すみません次のバスを・・・」を繰り返していた運転手もついには逆ギレ。「だって、じゃあ、どうしろっていうんですかっ!!乗れないんですよもう!!今乗ってるお客さん降ろせって言うんですかっ!!!」声をひっくり返しながら叫ぶ運転手。
ついには警官がやってきてぬりかべおばさんを取り押さえた(らしい)。
都民の足である電車の事故は色んな事件を引き起こす。
誰にとっても事故などあって欲しくないものです。
で、目的地には着いたのかって?着きましたよ。・・・大遅刻でしたが( ̄▽ ̄;)
超有名な声優であり演出家でもあるN.Nさんは、僕がかつてとてもお世話になった方です。その後、声優業に携わるようになってから幾年月。この方との共演をずっと願って来て、このたび某アニメアフレコでついにそれが叶いました。正確に言うと、実は3年ほど前に一度某洋画吹替で共演を果たしているのですが、その時はNさんが別日収録だったので実際にお会いすることはできませんでした。だから実感としては今回が初共演ということになるわけです。
過去に僕はこの方の下で3年間働いていました。某俳優養成学校の事務局員です。当時の僕にとって声優という道はまったくの想定外で、ただひたすらに演劇青年でしたので、日本のミュージカル・演劇シーンに一時代を築いた大演出家であるNさんの下で働くことで、俳優として得られるものがきっとあるはずだと考えて勤め始めたのでした。
実際にこの3年間は実に濃密な時間でした。現在の僕につながるベースはこの時期に積み上げられたものが多くを占めていると思います。今思えば当時すでに演出という仕事にも少し興味があったのかもしれませんが、その頃はあくまで俳優修行の一貫として演出も学ぶべきだと考えていました。これと同時期に某プロデュース集団の演出助手もさせて頂いていたので、周囲の一部からは「演出家志望」だと思われていたこともあったようでした。
しかしNさんの間近で働くことで声優という仕事を見聞きし、また多くの大物声優さんと出会うきっかけを得たことによって、少しずつ僕の中の意識が変わってきました。僕はこれまで舞台上での演劇表現だけにこだわってきたけれど、マイクを通して声だけで表現する世界も実に興味深いものだと。
ところが気が付くとNさんの下にいる僕は演者ではなく、すっかり裏方になっていました。そこで僕は演者としての自分を取り戻すべく、あえてNさんの下を離れて、今度は声優という仕事を意識しながらの俳優修行を始めました。そうしているうちに、Nさんの仰っていたことがだんだん実感として解ってきました。声優は俳優の仕事の一部である。声優修行とは即ち俳優修行にほかならないと。実際に声優の仕事を始めてスタジオでお会いする方の多くはNさんから聞いたお話通り、舞台でご活躍されている方々でした。今では学生時代の自分が客席から見上げていたあの役者さんたちとスタジオで共演する、なんてことが珍しくなくなってきました。
そしていつしか僕は、自分も一人の声優として、声優であるNさんと並んでマイクの前に立つことを目標のひとつに置くようになっていました。
だから今回共演できるという感動はとても大きなものでした。興奮状態にあったのでしょうか、収録前日の夜中には何度も目が覚め、朝起きたときには心臓がなんだかドキドキして落ち着きませんでした。
そして当日のスタジオ。Nさんの後ろから「Nさん。ごぶさたしております」と声をかけました。Nさんは驚いたように振り返って2~3秒じっと僕の顔を見つめると「お~~~~、誰かと思えば~!元気~~?」とダイ・ハー●のブルース・ウィ●スの吹替でもお馴染みのN節を聞かせてくださいました。
これは僕の自意識過剰によるものかもしれませんが、収録の合間もNさんはチラチラと僕の方を見ては気遣って下さっていたように思います。しかしそんな視線を感じると僕はなんだか照れ臭くて目線をはずしてしまっていました。そのかわりNさんがマイクの前に立っていらっしゃる時は僕はその後姿をじっと見つめていましたし、そのうちになんだかニンマリしてしまっている自分に気づきました。
あ~この感覚はアレに似ている。長い間会っていなかった父と二人で酒を飲んだ時の感覚。
そう、誠に勝手ながら、Nさんもまた業界での僕の父親の一人だ、と思っています。
Nさん。いつまでも現役でいてください。今度は僕ももっと大きな役について共演させて頂きたいと思います。それがあなたに対しての僕の次なる目標です。
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