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日々思いついたことや気づいたこと、活動告知や面白ネタなどをざっくばらんに、かつ、ごく個人的な視点でつらつらと書きつらねてまいります。
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 当ブログ読者の皆様こんにちは。しばらくぶりですみません。どうにもここのところバタバタと忙しくしておりまして更新が滞ってしまいました。

 さてさて、そんなバタバタバタ子さんの最も大きな理由は先日11月1日に行った挙式でございました。

 人前式という形式で、新郎新婦とその親兄弟のみでの小さな小さな結婚式でしたが、穏やかな雰囲気の中、とても温かい式になりました。

 そしてその後は友人達が大勢集まってくれてのパーティー。我々二人の交友関係だけに、歌に演奏に即興芝居と、余興盛りだくさんの楽しい会が実現しました。

 参加してくださった皆さん、そしてお祝いのお言葉を下さった皆さん、本当に有難うございました!

 この、挙式~パーティーという流れはたった一日の出来事だったわけなのですが、ここにいたるまでの準備がぶっちゃけかなりの作業量でした。決めなければならないこと、やらなければならない作業などが盛りだくさんで、新郎新婦の二人ってのはケーキに入刀するよりもずっと前から膨大な共同作業をするものなんだなあと思いました。ある意味、この段階で「二人がこの先力を合わせて生活して行けるのか」を試す第一次テストになっているのかもしれません。

 でも僕ら二人にとってはこの準備段階ではまるで舞台創りをやっているような感覚でした。3ヶ月ちょっと前の、芝居を一緒に創り上げていた頃ととても似た感覚で作業を進めてきました。




 さて、そんなこんなで当日。

 新婦は式場でヘアメイクさんがつくんですが、新郎にはつかない。なので式場への入り時間がずれるのです。

 新婦を先に送り出し、新郎は近所の美容室へ。

 この日に合わせて髪型を整えようとしていたため、通常なら半月くらい前にカットしに行かなければならなかったのをずっと我慢していたので癖の強い髪は伸び放題、しかも朝の寝癖もそのままで、かなりのボッサボサ頭で美容室に行きました。だからなのでしょうか、「今日、結婚式なんですよ」と言ってもまさか本人のとは思われず、「へえ、そうなんですか」という淡白な反応。「いや、僕のね」というと初めて「えっ?そうなんですか!?」という言葉がようやく返って来ました。

 仕上がりの頭は入店したときより随分小さくなりました。店員さんにも「入ってらしたときだいぶ頭大きかったですよね」と言われました。

 まあ、そんなこんなで頭がさっぱりしまして、新婦に遅れること一時間半で式場へ。まさに秋晴れと呼ぶにふさわしい快晴。大荷物を抱えて駅から歩く間に汗をかく。

 式場に着くとスタッフさんが思ったよりたくさんいる。そして次々と「本日はおめでとうございます」とのご挨拶。お一人お一人に「ありがとうございます。今日はお世話になります」と返し、とりあえず待合所のソファーで汗を拭う。「ご新婦様の準備がもう少しで整いますのでもうしばらくお待ち下さい」とお茶を出していただく。

 ソファーで手持ち無沙汰にしていると通りかかるスタッフさんの一人が「緊張してますか?」と声をかけてきた。

 僕にとっては舞台に立つ直前と感覚的にあまり変わらないので「まあ、まだ実感ありませんね」と返す。舞台に立つときもそうなのだが、僕は楽屋ではまったく緊張しない。舞台ソデについた瞬間に急激にテンションがあがるタイプ。今もその時の感覚に似ているのかなと思ったので「まだ実感ありませんね」と返した。

 次に通りかかった人も「緊張してますか?」と聞いてきた。そしてまた次の人も、次の人も。まるで「ええ、緊張してます」と答えなければこの同じ質問の雨は止まないかのように。だから4~5人目の人には思わず「いいえ、全然」と若干つっぱねたような物言いをしてしまった。

 そんな僕の前を、メイクをすませた花嫁が劇場の楽屋にいるときと同じ服装でパタパタと通り過ぎた。やっぱりこの人も今、舞台前と同じような感覚なんだなきっと。

 さて、花嫁の準備も最終段階ということで、新郎も着替えに入ることに。衣装合わせのときに選んだ白燕尾はどうやらこの式場ではめったにセレクトされることのない衣装らしい。スタッフの皆さんは「へえ、あの白燕尾を・・・」「多くの方は無難なグレーをお選びになるのに・・・」「チャレンジなさいますねぇ・・・」と口々に珍しがる。そんなにおかしいかなぁ・・・自分では一番いいと思って選んだんだけど。「いえ、でもお見事に着こなされていらっしゃいますよ」とフォローの言葉はあったものの、それは本心ですか・・・?

 新婦の髪飾りと手に持つブーケ、新郎の胸に挿すブートニアは母の手作り。

 衣装の準備が整ったら新婦のお父様を交えてのリハーサル。学校の卒業式とかもそうだけどこのリハーサルってやつはなんだかこそばゆい。本番の感動が薄れてしまうような気がしてならない。式典が儀式である以上、しかたのないことなのか。

 さて、いよいよ式の本番。入場から誓いの言葉やら指輪の交換やら乾杯やらいろいろと続く。

 最後に両親に向けての手紙の朗読。一般的には花嫁だけが読むことが多いらしいのだが、僕らは二人ともが読むことに。というのも、花嫁だけが読むのって「私はこの家からあの家に嫁ぐからお別れです」ってイメージがあって、僕らはそういうのを払拭したかったので「この節目に二人がそれぞれの両親に想いを伝える」って形にした。ついでに言うと、式場の案内板にも「○○家・○○家」という表示は一切しないようにとスタッフさんにもお願いした。

 手紙は、まず新郎の方から読んで、次に新婦が読むという段取り。

 さて、ここまでまったく緊張することなく淡々とやってきた自分だったが、この手紙の朗読の段になって急に崩れてしまった。あれはいったい何なのだろう。急に声が上ずってしまい、上手く読めない。あの時の思いを表現するのにしっくりくる言葉はいまだに見つからない。新婦もやはりここで何かがこみ上げてきた様子だった。手紙を読んでいる新婦の頬を伝う涙を、まるで手術中の執刀医の汗を拭う助手のように新郎がティッシュで拭うという場面が繰り広げられた。

 そして最後に新郎の挨拶。まず、「まさか喋りのプロたる自分がこんなに声が上ずってしまうなんて思いもよりませんでした」と始めた。そのあとは何を喋ったのか詳しく覚えていないが、「果てしもない幸せを追い求めるのではなく、日常の小さな幸せを二人で一緒に拾い集めて行きたい」と言った時に母が背を丸くして何度も何度も小さくうなずいていたのが印象的だった。



 こうして式は滞りなく終了しました。

 そのあと、両家族で様々な組み合わせの写真を撮り、全員集合写真も撮りました。

 父は今更「お前、いつのまに俺より背が高ぅなった?」と驚いていましたが、まったく今更なことです。もう高校時代には抜いてたよ。

 さて、式場をあとにして、あらかじめ予約していた喫茶店に入り、お茶会。

 その後は友人達が集まるパーティー会場へ移動・・・となるわけですが、ここで想定外のハプニングが。

 ずいぶんと長くなってしまったので、これ以降のお話はまた後日といたしましょう。(いつ書けるかな・・・?)

 

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無題
おー、おめでとうございます!
かつにいは僕らの星です!

末永くお幸せに。
まさとん 2008年11月05日「Wed」20:05:28 編集
無題
おやまあ、おめでとうございます!
挙式はいろいろ大変ですよねー。
私はすっかり裏方気分のまま終わった記憶がありますがw
そこはさすが舞台に立つ人なんですね。
お幸せに!
taniguchi 2008年11月05日「Wed」23:51:16 編集
おめでとーございます~
いやぁ、結婚式は大変ですよね。
あくまで、主役は奥様ですし。
親戚の方とかに、気を使います。
私は、最後の挨拶をとちらないように、ずっと緊張してましたねぇ。
ともかく、おめでとうございます&お疲れ様でした!
ブン 2008年11月06日「Thu」01:50:27 編集
無題
>まさとんさん
ありがとうございます!
精一杯輝けるよう頑張ります!

>taniguchiさん
ありがとうございます!
裏方気分のまま、というのもまたtaniguchiさんらしいような気がします(^-^)

>ブンさん
ありがとうございます!
最後の挨拶は喋り出す瞬間まで全く考えていませんでした(^-^;)インプロ魂で乗り切りましたよ(笑)
かつにい 2008年11月06日「Thu」21:20:07 編集
おめでとうございます
嬉しいご報告に感動しました(≧∇≦)
奥様を大切に☆
お疲れ様でした。
私はまだ式を挙げていないので、かつにい様みたく素敵な式をあげます(^∀^)ノ

P.S.
ちなみに2年前のデュエルスタッフの者です。専門学校の相談にのっていただきありがとうございましたm(_ _)m

こういうことを書いて大丈夫でしょうか?
まずいようでしたら、すぐ消してくださいm(_ _)m
まみ 2008年11月07日「Fri」02:51:39 編集
無題
>まみさん
お久しぶりです!
2年前の~のくだりのおかげで分かりましたよ(^ー^)よく覚えています。blog読んで下さっていたとは驚きです。どうか素敵な式を挙げられますように。
かつにい 2008年11月07日「Fri」16:01:42 編集
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