長財布

本屋でふと目に留まり、パラパラと立ち読みしてみたらなかなか面白い。共感できることもたくさんある。

そういえば、何年も前にテレビでダウンタウンの浜ちゃんが「財布は折り畳みやのうて長財布にせなあきませんよ。そらお札かて窮屈に身体曲げさせられてたら居心地悪うなってすぐ出ていきたなりますやん」と言っていたのを聞いてそれがなんだか心に引っ掛かって、すぐにその頃使っていた折り畳み財布から現在の長財布に買い替えたのですが、確かにそうしてから間もなく少しだけど前に比べて経済的な余裕ができたような気がしました。

そんな実体験もあったので今回もピーンときて早速購入し、じっくり読んでみることにしました。

さて、読んでみて、これはいかにしてお金を稼ぐかとか貯めるかとか節約するかというハウツー本というわけではなく、お金や物、さらには仕事や人との向き合い方の良い例を指し示してくれている本なんだと思いました。

背筋がしゃきっと伸びる思いというのはこういうことですね。

お金の使い方には「消費」「投資」「浪費」の三つがある。

これ、考えてみると「時間」に対しても同じことが言えますよね。

自分はお金や時間をどれだけ「投資」にまわせているだろうか？

と、こうしてイメージすることがまず第一歩なんだろうな、と思います。

とりあえず今日は財布の中身を整理しました。そして近々財布を買い替えようと決めました。今使ってる財布も思えばだいぶ長く使ってますしね。

一見お金にこだわった内容のように思えるこの本には、むしろお金に固執せず、お金に振り回されないためのコツが色々と書かれています。仕事を持つすべての人にオススメの一冊です。