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上野にある国立科学博物館にて開催中の『インカ・マヤ・アステカ展』にふらりと行ってきました。
実はこれまでこの三つの文明がそれぞれいつ頃の時代に栄えたものなのか詳しく知りませんでしたが、アステカ文明とかインカ文明ってのは結構新しい方なんですね(@_@)日本は室町時代で銀閣寺とか建ててワビとかサビとか言ってた頃にアステカでは人間の心臓をえぐり出して神に捧げる生贄の儀式が行われていたっちゅーことです。インカ帝国で死者をミイラにして、ミイラ化した後も重要な儀式などには着替えさせて参列させたりしていた頃、日本では各地に戦国武将が君臨し始めていたっちゅーことです。
そういえばインカのコーナーには犬のミイラもありました。たくさんの食べ物と一緒に埋葬されていたという解説を読んでちょっとじんときました(;_;)
それにしてもマヤの王様は楽じゃない。自分の身を傷つけてその血を神に捧げて政治的判断をしていた…って大変だなぁ、王様なのに。常に貧血気味だったんじゃないかなぁ、マヤの王様。
さて、この『インカ・マヤ・アステカ展』は東京では明日まで。この後は神戸、岡山、福岡と巡回するそうです。ボリュームたっぷりでなかなか見応えのある知的好奇心の宝庫。ご興味ある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
先ほどテレビで「タモリのジャポニカロゴス」を観ていたんですよ。
自分は国語力にはそれなりに自信がある方なのですが、「発足」の正しい読み方が「はっそく」だというのは今回初めて知りました。ずっと「ほっそく」と読んでおりました。もちろん「ほっそく」という読み方もすでに市民権を得ていますから一般的には通用するのですが元々の正しい読み方は「はっそく」なんですって。へぇ~。
試しに今両方の読み方でタイプして変換してみたら、「はっそく」「ほっそく」どちらも「発足」になりました。へぇ~。
でもふと考えたのは、今後お仕事の中の台詞とかナレーションでこの言葉が登場したらどうしようかってこと。
今日得た知識に忠実に「はっそく」と読んだらむしろ訂正されちゃいそうな気が・・・。だってニュースとかでもたいてい「ほっそく」って言ってますよねぇ。総裁選のある明日からしばらくはテレビの中できっとたくさん飛び交う単語なんじゃないですか、「○○内閣発足」とかで(一応今日の時点ではまだ「○○」にしておきますよ、「福」とか「麻」とか言えませんからね、今は)。とりあえずしばらくはニュースの中のこの言葉に耳をそばだててみよう。
日本語として正しい言葉と一般的に通じやすい言葉に差がある場合、それは我々にとってはちょっとした悩みの種です。例えば、「既存」「依存」は「きぞん」「いぞん」と二音目を濁って読むのではなく、正しくは「きそん」「いそん」と読む、なんてことあたりは放送の現場では当たり前のことになっていますが、「あえて濁って読んでください」と言われることも稀にあります。その方が聞き手に分かりやすいと判断された場合です。ちなみにこれはそれぞれ「きぞん」「いぞん」とタイプしても漢字変換は可能でした。
「ら抜き」なんかも注意する点ではありますね。そこにイマドキの若者らしさを出すという意図がある場合にはあえて「ら抜き」にするべき場面もあるでしょうし、反対に例えば厳格な昔気質のお父さんといった役どころなのに台本の台詞が「ら抜き」になっていた場合は「ら」を入れた台詞に直した方が良いと判断される場合もあります。それがライターさんの意図なのか小さなミスなのか。このあたりの判断も我々の仕事の一部ですものね。
日本語のプロのはしくれとして、まだまだ勉強せなあきまへんなぁ・・・(´へ`)
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