ん？

飲食店に入り注文したとき、店員さんが「以上でよろしいですか？」と確認するところを「以上でよろしいんですか？」と聞いてきた。

おそらくなにかのはずみで言ってしまったのだろうが、「ん」が一音入るだけですごく挑戦的に聞こえる。ちょっとカチンとくる。

そんな気がしないんですか？

ね？(^^ゞ

非日常への鈍感さ

さっき某駅構内で、トイレの前を通り掛かったら赤い回転灯がクルクル回りながら警報が鳴ってたんです。警報は女性の声で「ただいまトイレ内にて緊急事態が発生しました。お近くの駅係員にお知らせください」というアナウンス。

緊急事態！└(￣□￣;)┘すわ事件か！と身構えたものの、周りの人たちはスタスタと普通に通行している。あれれ？それどころか警報が鳴りつづけているトイレ内から何事もないかのように平然と出てくる人もいるぞ。

しかし警報はなおも鳴り続けている。

これはとにかく駅員さんに知らせねば、と改札方面に行きかけたところ、駅員さんが向こうからやって来てトイレ内に入って行った。でもそんなに慌てた様子もなかったんですよねー、駅員さん。

それにしても周りのあまりの動じなさっぷりにこっちが動揺してしまった…(((゜□ ゜;))))

一体あのトイレの中で何が起きていたのか…あの平然と出てきた男が事件のカギを握っているとしたら…サスペンスサスペンス。

インプロ筋

事務所内インプロワークショップを再開。

経験者も未経験者も入り混じってのスタートなので、もう一度基本からじっくりと始めます。

インプロの感覚って筋肉と同じでしばらく間を置くととたんに鈍りますからね、自分としては前回のステージからあまり間を置かずに再開できて良かったです。

そして参加者みんなが楽しそうなのがなにより嬉しいことですo(^o^)o

飛んできたバナナと釣り上げたタイヤキは食べたくない。

てなわけで、『およげタイヤキくん鯛焼き』です。

『およげタイヤキくん』がサラリーマンソングだと教えてくれたのは高校の時の担任の先生だった。毎日毎日退屈なルーティンワーク(鉄板の上で焼かれる)ことに飽き飽きした一社員が社長(店のおじさん)と喧嘩して海に逃げ込んだ(脱サラした)お話だと。その後、桃色サンゴ(歓楽街のオネーサン)やサメ(コワいオニーサン)らに出会いながらもそこそこ自由を満喫するものの、最終的には塩水ばかりじゃふやけてしまう(ろくに食べていけなくなる)ことにより、岩場の陰から食いつけば(再就職を試みたところ)それは小さな釣針(小さな会社)だった。で、やっぱり僕はタイヤキ(雇われ人)さ、となるわけですが…。

そもそも釣り上げた段階で塩水に浸かってフニャフニャの鯛焼きを食べるのか！？オジサン！！

飛んできたバナナをもぐもぐもぐもぐ食べちゃった船長さん！あんたもだ！！

あ、でもこの鯛焼きはパリパリで美味しかったですよ。

祭のあと

皆様のおかげをもちまして、ケッケコーポレーション設立15周年記念・ケッケフェスタが無事閉幕いたしました。

本当にたくさんのお客様にお越し頂き、また数々の温かいお言葉を頂戴し、感謝感謝の一週間でありました。この場を借りて、ご来場頂いたお客様にあらためて御礼を申し上げます。

また、内輪向けで恐縮ですが、事務所のスタッフや後輩たちが本当に色々とよくやってくれてこちらにも感謝の気持ちでいっぱいです。うちの事務所はやっぱりアットホームなところなんだな、と再認識しました。

インプロに関しては実に有意義な機会を持つことができました。たくさんのお客様が笑顔で劇場を後にされたことに確かな手応えを得ました。ケッケでのインプロは今回が初で、ショーとしてはまだまだ未熟な部分も多々ありますが、この経験を活かしてより高みを目指していきたいと思います。

朗読劇「うらぼんえ」も、再演ではありましたが、こちらは劇場を出る時のお客様の多くが泣き腫らした目をなさっていたことが印象的でした。僕自身が演じたのはいわば憎まれ役でしたが、初演の時には邦男という役に対して頂いたご感想の多くが「ひどい男だ」だったのが、再演の今回は主に「情けない男だ」と言われるようになり、ただ悪いだけの役ではなく邦男の人間としての「弱さ」の部分が少しは表現できるようになってきたのかな、と都合良く解釈しております。中には「邦男の気持ちもわかります」なんて言ってくださったお客様もいらっしゃいました。

フェスタ中、出演する作品では舞台上、出演しない作品では客席にという形で参加していたので、客席で見知らぬ隣のお客様に「昨日出てた人よね？」とお声をかけられるのも、なんだか新鮮な感じがする、この七日間でした。

写真は差し入れで頂いたもののうちのひとつ。「勝沼の華」です。

普段から僕の演じる役の多くはそれほど派手派手しい「華」を持つ人物ではないですが、心の中には常に静かに秘めたる「華」を持ち続け、今後も精進して参りたいと思います。